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人間の成長と心の教育
私は非常に宗教に興味を持っています。そんな私が、この本の感想を書くときに、この崎山老師の章を選んだのは、もしかしたら必然のことだったのかもしれません。
この章では、宗教と教育の話から始まり、人生をどのように良く生きるかで話が構成されています。
日頃いろいろな宗教の勧誘が回ってくる生活の中で、私は宗教に興味を持ち始めました。
確かにどの宗教も本当にすばらしい言葉を謳っています。
主にキリスト教の勧誘が多いのですが、「和を尊び・他者にやさしく」仏教もキリスト教も変わらない教えをえんえんと講釈たれて、勧誘の人々は帰っていきます。
しかし、最近世界を脅かしている戦争の裏には、宗教対立も多く見うけられます。特に、「右のほほを打たれたら、左のほほを差し出しなさい」と謳っているキリスト教徒たちが、イスラム教の人々を征服していきます。
果たして人間に宗教は必要なのだろうか?と日々考えていました。
崎山老師はこう言っています。
「本当の意味で宗教は必要です。この場合宗教というのはどの宗教にも共通した普遍宗教、もっとも人間にとって根源的な本質的な問題、これを追及している。
これが本当の意味の宗教」要するに何何教とか、何々宗派とかの外見ではなく。それらに共通する古い人々の考え、本質を見ぬき次の世代に伝えていく。そのために宗教があるのだと。
私の周りには宗教をネガティブな、色眼鏡で見ている人も居ます。しかし、どの宗教でも大概目標になっている「良く生きる」ことは現代の社会においても十分に必要なことではないでしょうか?
現代社会、特に若者の文化では、一生懸命になることが恥ずかしい行為になりつつあります。いっぱいいっぱいな姿を見られる位なら、何にも頑張らず常に余裕を持っている姿を見せていたいと思っているのでしょう。
しかし、片手を空けて余裕なふりをして人生を終わらせるのと、一生懸命いっぱいいっぱいでも結果を残す人生。
どちらが有意義でしょうか?
老師は言います。「あなたは食うために生きるのですか?生きるために食うのですか?」
私は生きるために食べ、いっぱいいっぱいでも何か形になるものを残して死んで行きたい。
この章は私にとっていろいろと勉強になりました。やはり宗教は必要だと思います。
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