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人と人との出会い
この本では、県内外で活躍している5人の方々にインタビューを行い、一人一人が自分のこれまでの仕事などを行っての経験、そして、それによって生まれてきたと思われる思想、ものの見方、他人との接し方、そして人生観。それらを一人一人の言葉で語ってもらっています。
本の箇所によっては多少読みにくい、また多少知識がないと難しい部分も少なからず存在するが、それでも全体を通して読めばそれほど苦にはならなかったが、その中で飛びぬけているのが、福島さんです。
インタビューでうちなーグチを使われるのはかまわないのですが、それをカタカナで表記すると見慣れていないせいなのか、違和感がありました。
現在、沖縄も含めて方言が失われつつあるとよく耳にしますが、その原因のひとつに、それを言葉だけで語り継いできて文字を使って書き残すことが書き残すことができなかった、もしくは書き残さなかったからではないのでしょうか。みし上手く文字を活用できるなら方言は失われずに済むのではないかと考えています。
話をもとにもどしましょう。この本を通して読んだ結果、自分は5人目の崎山老師のインタビューが一番心に響き、考えさせられました。
他の4人の方々は現在の沖縄がどういう状況にあって、これからこの島でどういったことをやればいいのか、どういう風に導けばよいのか、おおむねこのようなことをおっしゃられています。
それらは、政治、経済のことであったり、人材育成の方法などですが、崎山老師は外的要因、言い換えると環境について述べているのではなく個人個人の内面性、精神について語っています。
実際にはどうかはかくにんしていませんが、この本では崎山老師のインタビューが5人目、つまり最後にもってきています。もし意図的に老師を最後にもってきたとしたなら、さすが平敷ゼミと言うしかありません。
その理由として、この本には、「沖縄発、、、」のあとに「自立する若者へのメッセージ」とあります。この本を一番どういった人たちに読んでもらいたいかというと、タイトルにもあるように若者です。
それらの点を踏まえてインタビューの掲載順番を考え福島さんがきて、舛井さん、中村さん、仲田さん、そして最後に崎山老師となったと自分は考えています。
最後になりますが、本書の一番言いたいこと、伝えたいこととは一人では決して学ぶことのできない、人との出会い、人のつながりを大事にすることです。
何かの本で読んだことがあるのですが、人は人と出会うことによって限りなく成長できる、というような言葉です。
その言葉の意味を当時はよく理解していませんでしたが、今はその言葉の意味を理解できるようになっています。
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